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中小企業のサイバーセキュリティ対策において、基本的な機器やルールの導入は済んでいても、その次のステップである「実践」や「継続的な改善」に課題を抱える企業が少なくありません。当事業では、セミナー・ワークショップ・専門家派遣を通じて、企業内で対策を実行できる人材の育成と、自律的にセキュリティ体制を運用できる仕組みづくりを支援します。また、参加企業同士の横のつながりを形成することで、学び合い・支え合える関係性も育みます。
当事業は、東京都が推進する中小企業向けセキュリティ施策の中で、「社内体制整備」にあたる段階を担っています。
他の事業と連携しながら、次のステップを目指すための支援を行います。
レベル1
普及・啓発
中小企業サイバーセキュリティ 啓発事業
社内全体でセキュリティ対策の必要性を認知する支援
レベル2
機器・規程整備
中小企業サイバーセキュリティ 基本対策事業
セキュリティ機器の導入や規程策定などの一歩目を踏み出す支援
レベル3
社内体制整備 (人材育成)
中小企業サイバーセキュリティ 実践力強化プログラム
継続的なセキュリティ対策ができる人材の育成を支援
レベル3
社内体制整備
(インシデント対応)
中小企業サイバーセキュリティ インシデント対応強化
インシデント対応に特化した体制整備等を支援
情報発信・セキュリティ対策点検
中小企業サイバーセキュリティ 社内体制整備(フォローアップ)
過去支援企業を中心にセキュリティ対策の継続や見直しを支援
セミナーやワークショップ、専門家派遣を通じて、約7ヶ月にわたる伴走型支援を実施。
その成果は事例集として社会に還元され、サイバーセキュリティ体制の波及強化にも貢献します。
当事業は「知って終わり」ではなく、セミナーでの学びを起点に、ワークショップでの実践、専門家による支援、そして企業間のつながりによる継続的な改善へとつながるサイクル型の支援を提供します。
当事業は、単なる知識の提供ではなく、「実践」につながる支援を重視しています。
中小企業が現場で実行可能なセキュリティ体制を整え、継続的に強化していくためのステップを後押しします。
実務に直結する内容で構成されたセミナー・ワークショップを通じて、
明日からの行動に活かせる知識と考え方を習得。
他の中小企業との交流や事例共有を通じて、
自社だけでは得られない視点を取り入れることができます。
自社の課題に即した支援を受けることで、
組織に合ったセキュリティ対策の優先順位や実行計画が明確になります。
セミナーレポート、事例集、オンラインコミュニティなどを活用し、
継続的な改善・実践を支える体制が整います。
動画で見る当事業